100日後にできる施設⑭【小規模多機能型居宅介護 寺町あたごの里(上越市寺町)】
本日、小規模多機能型居宅介護寺町あたごの里の竣工式を執り行いました。
無事に今日の日を迎えることが出来たのは、地域にお住まいの皆様のご理解や設計会社や施工会社をはじめ、関係者の皆様のご尽力があってこそだと思っております。
本当にありがとうございました。
神事も滞りなく終えることが出来ました。
竣工式の最後には、小規模多機能型居宅介護寺町あたごの里の管理者からの挨拶がありました。
【管理者挨拶】
本日はお忙しい中、私共の施設の竣工式にご臨席いただきまして、誠にありがとうございます。
また、関係者の皆様方には大変感謝しております。心よりお礼を申し上げます。
私がこの施設の管理者になるという話を頂いた時は不安しかありませんでした。
そんな中、工事が始まりました。
当時は、コロナウイルスで世の中がパニックになっている状況で「中国から部品の見通しがたたない」「国内でも物が間に合うか不透明」という状況でした。
そんな中、私が一番心に残っていることは、工事関係者の方々の「なんとかします」という言葉でした。
「なんとかします」というと、すごく適当な表現に聞こえるかもしれません。
ただ、自身が不安な中過ごしているこちらの立場からすると、絶大な安心感を与える言葉だと思っています。
実は、私も仕事をしている中ですごく大切にしている言葉がこれです。
準備室が進むにつれて、「夜が一人で不安」「お金そんなにないけど使えるの?」「なんとかじいちゃんを助けてくんない」といったお声をいただきました。
そのような時に私たちは「なんとかします」と答えたいです。
出来ない理由を並べるのでなく「出来るようにする方法を考える」ということです。
高齢者や周囲の方々の環境は昔と今では大きく違っています。
この先、想像もつかないようなニーズが必ず出てきます。
その時に寺町あたごの里の職員の方には、「なんとかしますよ」と是非答えてほしいです。
また、誰か一人ではなくて職員がみんなで多様なニーズに立ち向かっていきたいと思います。
職員のみなさん一緒にがんばって行きましょう。
今日は本当にありがとうございました。
【以上、管理者挨拶】
また、9月19日には施設内覧会を予定しております。
今後は10月1日に施設開所に向けて職員一同準備を進めてまいります。
開設予定日まであと15日です。